基本前置詞・副詞の感覚/for

2013年2月26日

for

基本前置詞・副詞の感覚/for

forを辞書で引くと、「~のために」が最初にでてきます。実際forをそのように解釈している方が多いのではないでしょうか。
次にforですぐに思いつくのが、for three years.などの「~の間」と期間をいう表現です。これらに共通したforの基本的な感覚は「~に向かって」です。

前置詞/副詞for

This is a present for you.
・これはあなたへの贈り物です。
ギフトなどの贈り物を買うと、おしゃれにこの手の英語が印刷されている場合が多いのでよく見かけるforの使い方です。
このforは、このプレゼントがあなたに向かって送られるプレゼントだと言い換える事が出来ます。
What are you looking for?
・何を探しているんですか?
looking(見ている)for(~に向かって)で、何に向かって目を凝らしているのか→探しているのかになります。

Are you for or against my proposal?
・私の提案に賛成ですか反対ですか?
my proposal(私の提案)にとfor(同じ方向に)向かいますかagainst(反対の方向)に向かいますか。
I can't see anything for fog.
・霧で何も見えません。
霧に向かって、何も見えない。
It's difficult for you to do that.
・それをするのは君には難しいよ。
It is A for B to D(BにとってDするのはCだ。)よく使われる文型です。
もし初めて見る方は、基本中の基本ですからここで完璧に覚えてください。
これもBとDはtoの関係にあり、その事に向かうのはAだという事になります。
ちょっとややこしくなってしまいましたが、よく読めばforの基本はどれも同じです。

★duringとforの違い。
どちらも日本語訳では「~の間」と同じになる場合があります。
I studied english for three years.
・3年間英語の勉強をしました。(何時の3年間は分からない。)
I studied english during this summer vacition.
・この夏休みに、英語の勉強をしました。(何時かがはっきりしている。)
forは時間の流れに向かっているのにfor にはある時間の長さがどのくらいかに重点がおかれのに対して、duringの場合は特定の期間の間を現す時に使用します。
ですので、
I studied english for this summer vacition.×
とは言えません。
My wallet has been stolen for just one munuite.
・私の財布がたった1分の間い盗まれた。
My wallet has been stolen during the short time when I was not looking.
・ちょっと目を放している隙に財布を盗まれた。
My wallet has been stolen during just one minute.×
とは言えません。
duringは、明確な特定の期間を表すものが後に来ないといけません。
I can stay here for(during×)a few minutes.
・数分しかここにいれません。

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