プロモションを含みます 中学生の英文法 使役構文

使役構文let

使役動詞let

使役動詞Letの使い方と意味

使役動詞Letとは

使役動詞「let」は、誰かに何かをさせる、または許可するという意味を表す動詞です。
「let」を使うと、「~に...させる」や「~が...するのを許す」という意味になります。

「let」は、話し手が他者に対して行動を許可したり、行動を自由にさせたりするニュアンスを持ちます。
これは他の使役動詞(例えば、「make」や「have」)と異なり、強制的な感じではなく、比較的自由度が高い状況を意味します。

Let の基本イメージは、「なすがままに自然に任せる。」です。
ビートルズの有名な曲に lets it be があります。

これは、まさに「なすがままにそれが今ある状態に任せましょう」という感じです。

使役動詞Letの構造

使役動詞「let」は次のような構造を取ります:

let + 人/物 + 動詞の原形

「let」の後に続くのは、人や物(目的語)で、その後に動詞の原形が続きます。
この構造によって、目的語がその動作を行うことを許可していることが表現されます。

使役動詞Letの使用例と詳しい解説

Let me help you.
--- 私にあなたを手伝わせてください。
♠「Let me(私に...させて)」が使役の部分で、「help you(あなたを手伝う)」という動作を許可する意味です。ここでは、話し手が相手に対して自分を手伝わせて欲しいという提案をしています。

My parents let me stay out late last night.
--- 両親は昨晩、私を遅くまで外出させてくれました。
♠「let me(私を...させる)」が使役を示し、「stay out late(遅くまで外出する)」という動作を許可していることを意味します。両親が話し手に遅くまで出かけることを許したことを表しています。

Let her speak for herself.
--- 彼女に自分自身のことを話させてあげなさい。
♠「let her(彼女に...させる)」で彼女が自分で話すことを許可していることを表し、「speak for herself(自分のことを自分で話す)」がその動作の内容を示しています。ここでは彼女が自分で意見を述べることを許すよう求めています。

They wouldn't let us enter the building.
--- 彼らは私たちをその建物に入らせてくれませんでした。
♠「wouldn't let us(私たちを...させてくれなかった)」で拒否を意味し、「enter the building(建物に入る)」という行動をさせてくれなかったことを表しています。使役の動詞「let」によって、相手の行動を制限する場合の使い方が示されています。

Let the children play in the garden.
--- 子供たちを庭で遊ばせてあげてください。
♠「let the children(子供たちを...させる)」で許可を意味し、「play in the garden(庭で遊ぶ)」がその動作を示しています。ここでは、子供たちに自由に庭で遊ばせることを許すニュアンスがあります。

The teacher let the students leave early.
--- 先生は生徒たちを早退させてくれました。
♠「let the students(生徒たちを...させる)」で使役を表し、「leave early(早く帰る)」がその動作の内容です。ここでは先生が特別に早退することを許可したことを意味しています。

Let her go.
---彼女を自由にしてあげなよ。
♠彼女自身の気持ちに任せて、彼女が思うようにさせてあげる。

Let me alone.
---かまわないでくれ。
♠私を一人にして自由なさせてくれという感覚です。よく使いますのでマスターしておきましょう!!

I’m letting my hair grow long.
---髪をのびたままほったらかしにしています。
♠髪のご機嫌にまかせて伸び放題にしていく感じですね。
映画俳優などはよく次回の英語のオファーに備えてどんなシチュエイションにも対応できるようにこのようにしている方がいるようですが、一般の人にはよくありませんね。

参考

Let him go.
---彼を自由に彼の思いのままに行かせなさい。
Make him go.
---彼を強制的に彼の意思に関係なく行かせなさい。
♠Make と Let 使い間違えるとたいへんです!!

使役動詞Letの特徴

「let」の特徴は、その意味が他の使役動詞(makeやhave)と比べて、相手に対して自由に動作を行わせることや、動作の許可を与えるニュアンスがある点です。

「make」は強制的な動作を表し、「have」は動作を頼んだり手配したりするニュアンスを持っていますが、「let」は動作を許可することで相手の自由を尊重する意味を持ちます。

使役動詞Letのポイント

「let」は動作を許可する使役動詞であり、相手に自由を与えるニュアンスがある。
構造は「let + 人/物 + 動詞の原形」で、動詞の原形が続く。

「let」の後に動詞の原形が来るため、動作を強制するのではなく、許可を与えて相手にその行動をさせるという柔らかい表現となる。

否定形にする場合は「won't let」「wouldn't let」などを使い、行動を許可しないことを表現する。

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