will・be going to・~ing・現在型

2008年9月15日

類似表現will・be going to・ing・現在形

will・be going to・ing・現在形

日本の英語の授業で必ず習う未来形(future tense)には will=be going to 倒置問題なんかに出てきますが、もし意味が同じであれば一つでいいはずです。

しかし、別の意味だからそれぞれが存在するのです。
これらの未来を現すものには will・be going to・ing の三点があります。ですがそれぞれその意味に感覚の違いがあることをよく覚えてください。

また現在形も未来を表せますので、これも付け加えておきます。

will

will は基本的に自分の意思や精神力を表す助動詞(auxiliary verb)です。
strong will というと強い意志という意味になり will が意思という名詞(noun)として使われています。

will は未来を表す時に頻繁に使われるのは、まさにこの自分の意思が未来を決めていくからです。 日常会話などのカジュアルな場面では will はあまり使われることは無く
本当に直後の未来(immediate future) について使う場合が多いようです。

I will have a small coffee Please.
・ スモールサイズのコーヒーをください。
---will の中でもっとも普段カジュアルに使われ易い典型的な表現です。すぐ直後の未来を現しています。

I have no money today.
Tt's OK.
I will give you money.
・ お金持ってないや。
大丈夫よ。
私がお金あげるから。
---この例でも一般的にカジュアルに使っているすぐ直後の未来を現しています。

I will study abroad.
・ 私は留学します。
---これから留学して勉強しようという意思を表していますが、実際に行くかどうかはまだ分かりません。

I will give you a ride?
・ 僕の車に乗ってかない?
---私は相手を自分の車に乗せていく意思ですが、相手が断るかもしれませんので乗るかどうかは分かりません。
まぁ普通はこんな会話を交わす相手は乗りますけど分かり易くするための屁理屈ですので我慢して下さい。

I made my will.
・ 遺言書を作成しました。
---今回の説明には関係無いのですが、will には遺言という意味もありますのでついでに覚えておきましょう。

be going to

be going to は、以前からすでに計画がありそれに向かって行動している。このような感覚があります。
上の will はその瞬間に自身が考えてこれからこんなふうに行動しようと意思表示しする感じで、事前に計画していたものではありません。
be ~ing とはそんなに意味の違いは感じられないのですが、もう少し後の未来(distant future) に使われます。

I am going to study abroad.
・ 私は留学します。
---以前から留学する計画ですでにそれに向けて行動をしている感じが含まれます。
I am going to get married.
・ 結婚予定です。
---すでに計画されている予定を言っています。
I heard It's going to rain tomorrow.
・ 明日雨だって聞いたよ。
---天候を表すときに使う決まり文句です。
A: I (x am going to) will get it. Hello. <電話が鳴っていて・・・>
B: Hello. This is Yuki. I am going to (x will) see Mari in the hospital. How about you?
A: I (x am going to) will go with you.
B: Ok! Call you back later.

A: 僕が出るよ。もしもし
B: もしもしゆきだけど。まりを病院にお見舞いに行こうと思っているんだけど。あなたどうする?
A: 僕も一緒に行くよ。
b: わかった。また後で電話するね。
---実際の会話では、I will は I'll と I am going to は I'm gonna と言うのが普通です。分かりやすくするために上記のように書いております。

最初のセンテンスで、Aは電話が掛かってくるのを前から分かっていた訳ではありませんので当然計画して電話に出ようとしているのではありませんからそのときの意思を表すwillが使用されています。
次のBのセンテンスでは、まりさんをお見舞いに行くとすでに計画してありその予定でAに電話をしている訳ですから be going to です。

次のAのセンテンスでは、Bにお見舞いに行くけどどうするを聞かれて、今自分の意思を言っているので will を使うのです。
なんとなく感覚をつかめましたか。

be ~ing

ing は進行形として今動いている状態を表現します。He is running.と言えば彼は今走っているわけです。これは皆さんもよくご存知なですが、進行形も未来をいう時に使用できます。

日本人は未来形と聞くと、すぐに will. be going to を考えてしまいますが、
be ~ingが未来を現す表現の中では一番使われているポピュラーな言い方になります。

一番言い易く簡単な表現ですので、ネイティブもこれを多様します。
be ~ing の場合は必ず最後にこれからの未来を現すための later on Friday Tonight などのような単語が付きます。
これがないと現在進行形になってしまいます。

bo going to の計画がさらに煮詰まって完全な日取りまで決まった時、すでに予定の状況になった時に使用します。

She is cooking for me later.
・ 彼女が後で僕に料理を作ってくれるんだ。
---こんな感じで日常の会話では未来を現していくことが多いのです。

What are you doing later?
・ この後なにするの?
---簡単な表現ですがこの使い方を知らない日本人は多く言えない場合が多いようです。

I am playing golf at 10:00 tomorrow.
・ 明日10時にゴルフをする予定だよ。
---すでに計画は予定に入って時間や日まで決まっています。

He is leaving here on Friday at 7:00
・ 彼は金曜の7時にここを発ちます。
---進行形の表す未来はその予定された時にその人がその状態で動いている。彼は金曜の7時には出発した状態で動いている(進行形)感じをイメージしています。

I'm having a party this weekend.
・ 週末にパーティーをします。
---この文を I'm going to a party this weekend. としますと be going to ではパーティーをする事を決めて今準備中というイメージですが、be ~ing ではすでに招待者にも連絡済みで準備完了している感じです。

現在形

現在形の表す未来は電車の時間表や映画や劇場のスケジュール・カレンダーの毎年決まった行事などの現在の完全に決まっていることに対して未来を表すことが出来ます。

I take 7:30 train to new york.
・ 7時30分のニューヨーク行きの電車に乗ります。
---電車の時間はだれにでも共通した現在の完全に決まった未来です。

This movie starts at 7:00.
・ この映画は7時に始まります。
---映画の時間も現在の完全に決まった未来です。

what time do you get off work today?
・ 今日、何時に仕事終わるの?
---今日の仕事ですから、ほとんど決まっている状態ですね。

what time does the store open tomorrow?
・ その店何時に明日は開くの?
---お店の開く時間は通常決まった時間ですから。

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