仮定法過去完了

2008年2月20日

仮定法過去完了

仮定法過去完了

仮定法過去完了は、昔と違った状態を想像して、違う結果を想像するイメージです。
こちらも日常英会話でよく使用しますのでしっかりと覚えましょう。(*^-^*)

主語1+wish(es)+【主語2+had+動詞の完了形・・・】

仮定法過去完了もwishが後続節にhad+動詞の完了形(過去完了)の節をとり過去における事実の反対を願望として現します。
主語1+wish(es)+【主語2+had+動詞の完了形・・・】
(過去のあの時が~だったら良かったのになぁ~)のような状態を表現できます。

I wish I had studied English much harder.
---もっと英語の勉強を昔しっかりやっておけばなぁ~
♠過去に英語の勉強をしっかりしていれば今苦労しなくて済んだのに、又はだから今英語が話せない、などの感情が表現できます。

I wish I had quieted smoking before I was sick.
---病気になる前にタバコを止めておけば良かったなぁ~
♠過去に病気になる前にタバコを止めなかったから、過去にそれが原因で病気になったわけですね。

ちなみにこの文では、「I was」 で単に過去のある時の事を述べていて、現在に継続性はありませんので、現在私は病気なのか健康なのかは分かりません。

【If +主語1+had+動詞の完了形・・・】【 主語2+助動詞の過去形+have+動詞の完了形・・・】

次に、If を伴う条件節(昔もし~なら)と結果節(~してただろう)の組み合わせの形で、「昔もし~なら昔~しだったろう」と過去の事実と反する事を想像しそこに願望を加えた表現をします。【If +主語1+had+動詞の完了形・・・】【 主語2+助動詞の過去形would(should / could / mightなど)+have+動詞の完了形・・・】

If I had gone to the other party at that time, we would not have met forever.
---もしあの時に僕が違うパーティーに行っていたら、僕たちは永遠に出会う事は無かったね。
♠いいですね。(^^♪

恋人同士なら最高にロマンティックです。
こんな会話の後はきっと素敵な時間が待っているんでしょうね。

If I had given you a piece of good advice earlier, you would not have had a hard time.
---もし私が良いアドバイスを早目に言っていれば、あなたにあんなに苦労させなかったのに。
♠経験を積んだ人の忠告はよく聞きましょう!

助動詞の過去形が持つ意味

どうして、仮定法には助動詞の過去形が入って来るか考えてみましょう。
過去または現在のことを「仮に~としたら」と想定して、その後に「こうなっただろう」と仮定するのですから、とても断定はできません。

もしかしたら実際は違う結果になったかも知れません。
そんな感覚から断定を避けるために助動詞の過去形を使用して、現在から過去に距離を置いく事で控えめに断定を避けているのです。

would なら(~しただろう)could なら(~できたのに) might なら(~したかもしれない)こんな感覚です。
英語で丁寧な言い方をする時に、助動詞の過去形を使用するのも同じ原理です。

Can I speak
---話していいですか?
♠普段友達との話ならこれでOK。
Could I speak
---話してよろしいでしょうか?
♠丁寧な言い方で、尊敬が入っている。
May I speak
---話してもよいでしょうか?
♠Mayには相手の許しを請うという意味があります。
昔、王様のいた時代には家来が許しを請う時に使用して、王様は、「Yes you may(よろしい。)」となります。
この感覚から、お客様にお手伝いをして良いか尋ねる意味で、「May I help you?(いらっしゃいませ。)」となっています。
Shall I speak
---話しましょうか?
♠お互いに何を話すかよくわかっていて、代表して私が話しましょうかのようなニュアンスになります。
「Shall I help you?(お手伝いしましょうか?)」では、すでに困っている方がそこにいて、私も手伝いましょうかと言う感覚になります。

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