基本動詞/make

2012年4月16日

make

基本動詞/make

makeは、その単語に強い力を感じる事が出来ます。そのコアになる感覚は「何かに強く作用して変化させる。」です。
makeは無いところがら何かを作り上げたり、誰かに何かをさせたり、誰かに何かされたりなど常に力強い動きを感じさせます。

基本動詞・makeの用法

実際に作用を加えて物を作るという観点から
He made wine from grapes.
He made grapes into wine.
・彼はぶどうからワインを作った。
She made me a delicious pie.
・彼女は私においしいパイを作ってくれた。
どちらも
ぶどうに作用してワインを造る。
彼女が努力してパイを作る。
など「何かに強く作用して変化させる。」をしているわけです。

この物を作る場合に覚えておかなければいけない事が、受身になった場合にあります。
This coin is made of gold.
Wine is made from grapes.
その材料が見て分かるものは、ofで見て分からないものは、fromを使います。
この事はよく聞くのですが、実際に使うときになると忘れてしまいます。
fromはofより字数が多いので手間が掛かって材料が分からなくなっていると覚えましょう。

次に作用を加えて状態をかえる観点から
Don't makes me cry.
・悲しくさせないで。
He made her happy.
・彼は彼女を幸せにした。
I made her my wife.
・彼女を妻にした。
どの言い回しも誰かが何かに強く作用してその状態を変化させているのがよく分かります。
makeを使った使役表現も実は、この使い方そのままなのです。
Boss made him go.
・ボスはかれを行かせた。
They made me repeat what they said so many times.
・彼らは私に彼らの言ったことを何度も復唱させた。

よく出てくるmakeの使い方。
make-a 名詞
があります。
make a speech.
make a decisioin.
make a noise.
make a reservation
make a mistake.
どの場合もその名詞の意味を、実際に努力して行う感覚が付加されます。

Makeと相性の良い組み合わせ。
コロケーション(collocation)と言って、会話の中で慣用的に使われています。
effort, 努力
change, 変化
progress, 仮定
mistake, 間違い
arrangement, 準備
improvement, 改良

-基本動詞の使い方
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