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使役構文make

使役動詞make

使役動詞Makeの使い方と意味

使役動詞Makeとは

使役動詞「Make」は、「人や物に何かをさせる」という意味を表す動詞です。
これは、ある行動を強制的に、または自然な結果として起こさせる場合に使用されます。

一般的に、使役動詞「Make」の後に「目的語」と「動詞の原形」を置いて、「~を~させる」という意味を作ります。
この構造は、使役の意味を強調するために用いられます。

Make の基本イメージは「何かを手を加えて作り出す。」です。
My dress を自分で作り出した。そんな感覚です。

よく日常英会話で使われる表現に、「I made it!」 があります。
これはそれに手を加えて作り終わった感覚から「やった!」となります。

使役動詞Makeの構造

使役動詞「Make」の基本的な構造は以下の通りです:

Make + 目的語 + 動詞の原形


She made him apologize.
---彼女は彼に謝らせた。

この構造では、目的語(him)が行為者であり、「apologize」という動詞が行為を表しています。
重要な点は、「Make」の後に来る動詞は常に「原形」であることです。

この構造によって、行動を強制したり、自然な結果としてその行動が生じたことを表現します。

使役動詞Makeの使用例と詳しい解説

She made him clean his room.
--- 彼女は彼に部屋を掃除させた。
♠「She made him(彼女は彼に~させた)」が強制の部分を示し、
「clean his room(彼の部屋を掃除する)」がその行為の内容を表しています。
この文では、彼女が彼に対して掃除を強制したことがわかります。

The movie made me cry.
--- その映画は私を泣かせた。
♠「The movie made me(その映画が私を~させた)」が原因を示し、「cry(泣く)」がその結果として生じた行為です。
この文は、映画の影響で自然に泣いてしまったことを表します。

They made us wait for two hours.
--- 彼らは私たちに2時間待たせた。
♠「They made us(彼らは私たちを~させた)」が強制の部分を示し、「wait for two hours(2時間待つ)」がその行為の内容を表しています。
この文は、彼らが私たちに2時間の待ち時間を強制したことを表します。

The teacher made the students write an essay.
--- 先生は生徒たちにエッセイを書かせた。
♠「The teacher made the students(先生は生徒たちに~させた)」が強制を表し、「write an essay(エッセイを書く)」がその行為の内容を示します。
この文では、先生が生徒たちにエッセイを書くことを強制した状況を表しています。

I made him clean the room.
---彼に部屋を綺麗にさせた。
♠彼に対して、部屋を綺麗にするというこちらの意向を強く反映させて、彼に掃除をさせたわけです。

Don’t make me cry.
---私を悲しませないで。
♠歌詞なんかにも良く使われるフレーズです。
親に言われても彼女に言われても嫌なフレーズですね。

You made me do this.
---おまえがおれをこんなにしたんだ。(これはおまえのせいだ。)
♠家庭内やカップルで不満が溜まると、相手に向かって意味不明なこんなせりふを言いますね。
理性的に理屈で敵わなくなると、こんな理屈の通らないせりふを言います。

参考

Make にはこのように相手の意思には関係無く、こちらの意思で強引に~させる感覚があります。
She made me happy. 「彼女は私を幸せにしてくれた。」のように、常に Make は怖い意味だけではありませんのでご注意下さい。

使役動詞Makeの特徴

強制性を表す

使役動詞「Make」は、行動を強制的にさせることが多いです。
他の使役動詞(例:have, let)と比較して、より強い使役のニュアンスを持っています。

動詞の原形を使用

使役動詞「Make」の後に来る動詞は常に原形です。
他の使役動詞の後に不定詞を使う場合もありますが、Makeでは原形動詞を使うことが特徴的です。

感情や結果にも使える

強制的な使役以外にも、感情を引き起こしたり、自然な結果として行動を生じさせる場合にも使われます。

使役動詞Makeのポイント

強制力の強さを意識

特に人に対して行動を強制するときに用いられるため、強制力が強い印象を与えます。
命令や要求などの文脈でよく使われます。

動詞の原形を使う

目的語の後には常に動詞の原形が続くため、他の文型と混同しないように注意が必要です。

受動態でも使われる

「make」を受動態にする場合は、通常「be made to + 動詞の原形」の形をとり、
強制される立場にある人が主語となります。

例:
He was made to apologize.
---彼は謝らされた。

Make はご存知のように「~を作る」という意味があります。

I made my dress.
---私は自分のドレスを作った。

ちょっと一言

テイラースウィフトの「Look What You Made Me Do」は「見なさいよ!あなたが私をこんなにしたのよ!」
と怖いタイトルです。

Lookに関連して、少し関連表現を学びましょう。

Look who’s talking!
---お前がそんな事言える立場か!
Look where you’re going!
---前を見て歩けよ!
※「at」が無いのが特徴です。(^^♪

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