基本前置詞・副詞の感覚/about&around

2014年1月26日

about&around

基本前置詞・副詞の感覚/about&around

aboutとaroundはよく似た使い方が出来ます。完全一致でしたら2つの単語は要らないわけで、もちろん違いはあります。
aboutの基本感覚は、「~の周辺」、aroundの基本感覚は、「ぐるっと一回り」です。 です。

前置詞/副詞about&around

Let's walk around the Shibuya station.
Let's walk about the Shibuya station.
・渋谷駅をぶらぶらしよう。
He likes to order people around.
He likes to order people about.
・彼は回りの人をこき使うのが好きだ。
It's time we stopped beating around the bush.
It's time we stopped beating about the bush.
・そろそろ本題に入ろう(本題から離れているのをやめる時) beat around(about) the bushで、bush(やぶ)をabout(around)あちこちbeat(叩く)から見当違いに事。
この場合にはaboutでもaroundでも意味は変わりません。

It's about 500yen.
It's around 500yen.
・大体500円です。
日本語訳では、意味の違いは無いのですが感覚が若干違います。
abouでは、値段は決まっているのですが相手に分かり易く言うために端数を切った感じですが、aroundでは、値段は決まっていないのですがその金額に周辺ですという感覚。
He talked about the topic.
・彼はそのトピックについて話した。
He talked around the topic.
・彼はそのトピックには触れずに話した。
このセンテンスにはaboutとaroundの違いがよく出ています。
aboutではそのトピックの周辺について話すのに対して、aroundではそのトピックの回りを回ってsの事には触れない感じです。
これ間違えると全く意味が違いますので、気をつけましょう!
They sit around the table.
・彼らはテーブルを囲んで座っている。
They sit about the table,
・彼らはテーブルの辺りに座っている。
座っている状況が違いますね。

少し話しがそれますが、aboutとonにも大切な違いがあります。
He spoke about her family.
・彼は家族について話した。
He spoke on society of ethnic minorities.
・彼は少数民族の社会について話した。
どちらも日本語訳では「~について」ですが、onは接触しているイメージです。aboutは~の周辺。
少数民族の社会のような、学術的な発表にはそれにしっかりと触れたonを使い「アバウト」な状況ではまずいのです。

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