英語が少し話せるようになると、途中で何を言っていいのか分からずに、「つなぎ言葉」を使ってしまう事が良くあります。
英語ではこれをフィラー(filler)と言います。
フィラーを多用しますと、とても幼稚が英語になってしまいますので、なるべくフィラーは使用しないように心がけましょう。
そんなフィラーについての話です。
日本語で良く使うフィラー
自分がどういったらいいのか分からなくなった時に日本語では、「あの~」「ええと」などの言葉を使います。
気が付いたら皆さん自然に使用している言葉です。
ですが、あまりにもこのつなぎ言葉が多すぎますとあまりいい印象を与えません。
英語も同様でフィラーをたくさん使いますと、自信の無さが見えてしまします。
日本語で良く使うフィラー
「あの~」「ええと」「あれ」「それで」「う~ん」「ほら」「あれあれ」「そして」etc.
上記の言葉は日本語で自然に出てきますので、みなさんもお世話になっているはずです。
ですが、英語を話している時に話に詰まるとなんとこの日本語のフィラーを使ってしまう方が大勢います。
ネイティブにとっては聞きなれない言葉ですので、とても違和感があります。
どうせ使うなら、英語でフィラーを言えるようにしましょう。
日本語でそのままフィラーを言ってしまうよりまはまだましです。
英語のフィラー
英語で何か言いたい時に英文が出てこない事は多々あります。
そんなときに、日本語では無くて英語でフィラーを言えるようにしておきましょう。
ですが、英語でもフィラーの使い過ぎは厳禁ですのでそのことは心得ておいてください。
「Um」「Uh」「Well」
日本語の「あの~」「ええと」などと同じい言い方です。
英語では必須のフィラーですので、知っておく必要大です。
「You know」「Like」
日本語の、「あのね」「ほら」「あれ」なんかにと同じ言い方です。
ネイティブに近くなると、日本人は特に「You know」をとろろどころに乱用する傾向があります。
何となくフィラーとは思わずに、英語っぽく聞こえるから良いかと勘違いするようです。
「like」は子供が多用するフィラーで大人が使うのは控えた方がいいです。
「Let me see」「Let’s see」
日本語の、「ええと」「そうだな」なんかと同じ言い方です。
このフィラーは、「ちょっと考えさせて」と意味しますので、多様しなければ問題ありません。
「Kind of」「Sort of」
日本語の「そんな感じ」「みたいな」なんかと同じ使い方です。
話の対象がしっかりと特定できない時に「そんな感じ」という意味で使われます。
ネイティブもこれを使う人が多く、実際の発音では「カインダ」のように聞こえます。
「But」「However」
相手の言った事に対して、自分が違う意見がある時に「ですが」とのように使います。
実際に自分の意見を言う場合には、日本人は文章を作るのが苦手ですのでこの言葉の後しばし時間が掛る傾向にあります。
適度な時間で適度な間隔でこのフィラーを使用する事は全く違和感を感じませんが、どうしても言葉に詰まってしまう事があります。
上記のようなフィラーを英語で使う事で、自然な流れの英語を話す事ができます。
間違えても、日本語を使わないようにしましょう。
ですが、使い過ぎは厳禁です。
何事も適度に使う事がおすすめです。
フィラーを違った表現で
上記に上げたフィラーをもっと文章にした言い方を覚えますと更に英語を流暢に話せるようになります。
そんな言い方をいくつかご紹介します。
It’s on the tip of my tongue
直訳しますと、「舌先まで出ている」となります。
つまり日本語言う「すぐそこまで出かかっているんだけど思い出せない」に当たります。
What is the name of the store you recommended?
Wait a second. It's on the tip of my tongue.
Ok, I'll google it,
---君のおすすめのお店は何て名前だった?
ちょっと待って、すぐそこまで出かけているんだけど。。。。
いいよ。Googleで調べるよ。
How should I put this in English?
「let me see」「let see」などの代わりにし使用できます。
意味は、「これを英語でなんて言ったらいいんだろう?」になります。
似たような表現がたくさんありますので、自分にしっくりくる言い方を覚えましょう。
Is there a specific word in English?
---英語でぴったりの単語ある?
I can't think of how to explain it in English.
---英語でどう説明したらいいのか分からない。
How can I say this in English?
---英語でなんて言うんだろう?
The word escapes me!
---単語が思い出せない。
I can't remember the exact phrase/word.
---ピッタリの単語/フレーズが思い出せない。
I'm not sure how to say it correctly.
---正確になんて言えばいいのか分からない。
In addition
更に追加の情報を足したい時に使う言い方です。
It was hot, and, in addition, it was humid.
---暑いし、さらにじめじめしている。
In addition, he is interested in Chieko.
---更に、彼はチエコに気がある。
更にという表現にはまだろいろありますのでお気に入りを覚えましょう。
・besides.
It was hot; besides, it was humid.
・on top of that
It was hot, and on top of that, it was humid.
・also
It was hot. It was also humid.
・furthermore
It was hot; furthermore, it was humid.
・moreover
It was hot; moreover, it was humid.
Actually/To tell the truth
日本語の「実は」にあたります。
何か言い出せない事を言い始める前に使用します。
Actually/To tell the truth, I was fired.
---実は、首になったんだ。
By the way
「ところで」と会話の内容を変える時に使います。
By the way, are you having a day off tomorrow?
---ところで、明日仕事休み?
まとめ
最初は日本語のつなぎ言葉を英語で言えるようにしましょう。
その後慣れてきましたら、上記のような文章で繋げるようにできますと流暢でとても感じのいい英語を話せるようになります。