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基本助動詞の使い方

基本助動詞の使い方

基本助動詞とは

基本助動詞とは、名前のままで動詞を助ける役目があります。
これを自由に使えるようになる事で、微妙な動詞の変化を伝える事ができるようになります。

基本助動詞を日本語で表してみますと、
「彼は泳ぎます。」を、「彼は泳ぐことができます。」「彼は泳ぐでしょう」「彼は泳ぐべきだ」etc.のように更に動詞に意味を追加する事ができます。

基本助動詞の使い方

主語と動詞の間に入ります。
He can swim.

助動詞の後の動詞は原型になります。
He walks.---He can walk.

疑問文は助動詞を頭に移動します。
Can he swim?

否定文は助動詞に「not」を付けます。
He can not swim.

can

「~できる。」可能「~してもいい。」許可

「can」は皆さん馴染みの基本助動詞です。
オバマ大統領の「Yes we can!」が印象的ですね。

She can speak English very well.
---彼女は英語は非常に上手です。
Could you pick up my daughter at the station at 11 o'clock?
---娘を11時に駅まで迎えに行ってもらえますか?
♠何かを人に頼む時は、「can」を過去形にして丁寧な言い方がベストです。
You can use my cellphone.
---私の携帯使っていいよ。
♠許可になります。
Can I help you?
---手伝いましょうか?
♠自分が手伝う場合には過去形にはしません。

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should

「~した方がいいよ。」提案「~すべきだよ。」義務、忠告

「should」は提案としても使われますが、多くの場合「するべき、なんでしないの」のような忠告の意味を持ちます。
使い方を間違えるとかなり上から目線の発言になってしまいます。

You should take a train.
---電車がいいよ。
You should see this film.
---この映画見た方がいいよ。
You should respect your parents.
---自分の親を尊敬するべきだよ。
♠このケースでは、どちらかと言いますと忠告になります。
You should know better.
---君はもっと賢いはずだよ。
♠これを言われると、相手は反省してしまいます。

日本では、「should」を「~した方がいい」と優しい言い方のように教えます。
ですが、ほとんどの場合「なんで君はそうしないの」のような強い忠告になってしまうケースがありますので注意しましょう。

もし優しく言いたのでしたら、「You could ~」や「You might want to ~」を使いましょう。
You might want to take a train there.
---電車で行った方がいいですよ。

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will

「~するだろう」これから起きる未来。「~します。」自分の意思。

「will」は主語に「I」などを取った場合には自分の強い意志を現わす事ができます。

It will rain tomorrow.
---明日は雨になるでしょう。
I will go aboard alone.
---私は一人で海外に行きます。
I'll be there.
---私はそこにいます。
♠マイケルジャクソンの歌で有名です。
Just call my name. I'll be there.
---ただ名前を呼んでくれるだけで、私はいつでもそこにいます。
Will you call me tonight?
---今夜電話くれますか?
♠「wil」を疑問文に使用しますと、お願いになります。

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must

「~しなければいけない」強い提案になります。

You must go.
---行かなきゃだめだよ。
You must tell me about the detail.
---詳細を私に教えなさい。
You must not come here.
---絶対にここに来ちゃダメ。
♠「must」を否定にしますと更に強い表現になります。

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shall

「~しましょう」私又は私を含む誰かの意思「~しましょうか」私又は私を含む誰かの提案
「shall」は基本的に名詞は「I」「we」しか使いません。

アメリカでは「shall」は日常会話ではほとんど使いません。
どちらかと言いますと聖書に出てくる古めかしい言い方に聞こえます。

Shall we dance?
---一緒に踊りませんか?
♠映画でも有名になった言葉です。
「Let's」「Shall we」でほぼ同じ意味になります。
I shall take your baggage to the hotel.
---ホテルまで荷物をお持ちします。

「shall」はほとんど日常会話ではつかいませんんで、知らずに使用しますと何か違和感を感じてしまいます。

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may

「~しても良い」行為に対して「~かも知れない」認識に対して

You may go there soon.
---すぐにそこに行ってよろしい。
♠「may」はお姫様が家来に許可を与えるイメージです。
You may well think so.
---あなたがそう思うのは最もです。
♠「may well」で、容認を現わし「差支えない」のようなイメージになります。
It may be so.
---そうかもしれない。
♠「may be」は日本人が好きな言い回しで、意味的にはほとんど可能性が無い。
May I help you?
---いらっしゃいませ。ご用件は?
♠お店で定番で使われる慣用句です。
May the new year bring you happiness!
---来年も良い年でありますように。

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助動詞で表す可能性

She is happy.
---彼女は幸せです。
She must be happy.
---彼女は幸せに違いない。
She will be happy.
---彼女は幸せでしょう。
She should be happy.
---彼女は幸せのはずだ。
She may be happy.
---彼女は幸せかもしれない。
She can not be happy.
---彼女が幸せな訳が無い。

基本助動詞のまとめ

助動詞を自由に使えるようになりますと、かなり表現の幅が広がります。
上手に助動詞を使って素敵な英語を話せるようにしましょう。

特に何かをお願いしたい時などは助動詞は不可欠です。
「should」に関しては間違った認識が多いので注意しておきましょう。(^^♪

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