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基本前置詞・副詞の感覚/for

for

前置詞/副詞「for」のイメージ

for」は前置詞として使用され、その基本的な意味は目的期間に関係していますが、文脈に応じて異なる意味を持ちます。

特定の目的に向けて何かを行うときや、何かのために時間や労力を費やすときに使われます。

前置詞「for」の基本イメージ

前置詞「for」は、基本的に目的期間を表します。
何かに対して行動を行う時や、何かのために行われること、またはその行動に費やす時間を表すために使われます。

This gift is for you.
---このプレゼントはあなたのためです。
♠「for」は「あなた」がプレゼントの目的(受取人)であることを示しています。

She studied for three hours.
---彼女は3時間勉強しました。
♠「for」は勉強に費やした「3時間」という期間を表しています。

He is working hard for his family.
---彼は家族のために一生懸命働いています。
♠「for」は「家族」が目的(彼の労働のための理由)であることを示しています。

前置詞「for」:目的を表す

「for」は、何かの目的を表すために使われます。
この場合、「何のために」その行動が行われているかを示します。

I’m saving money for a new car.
---私は新しい車のためにお金を貯めています。
♠「for」は「新しい車」という目的を表しており、将来のためにお金を貯めていることを強調しています。

He bought flowers for his wife.
---彼は妻のために花を買いました。
♠「for」は「妻」という贈り物の目的を示しています。

We need more chairs for the meeting.
---会議のためにもっと椅子が必要です。
♠「for」は「会議」という目的を表し、そのために椅子が必要であることを示しています。

前置詞「for」:期間を表す

「for」は、何かに費やされた期間を表す場合にも使われます。
どれくらいの間、その行動が続いたかを示すのに便利です。

I’ve lived here for ten years.
---私はここに10年間住んでいます。
♠「for」は「10年間」という期間を表しており、その間にわたって住み続けたことを示しています。

They talked for hours.
---彼らは何時間も話しました。
♠「for」は「何時間も」という期間を強調し、長時間話していたことを表します。

She has been working here for a month.
---彼女はここで1か月間働いています。
♠「for」は「1か月間」という期間を表し、その間働いていることを示しています。

前置詞「for」:交換や利得を表す

「for」は、交換や利得に関連する表現でも使われます。
この場合、「何かを得るために」「何かに対して」といった意味を持ちます。

He paid $10 for the book.
---彼はその本に10ドルを支払いました。
♠「for」は「本」という対象に対して支払った金額を表しています。

I’ll trade this watch for your jacket.
---この時計を君のジャケットと交換します。
♠「for」は「ジャケット」という交換の対象を示しています。

She exchanged her ticket for a better seat.
---彼女はチケットをより良い席と交換しました。
♠「for」は「より良い席」との交換を表しており、何かを得るために何かを差し出すことを示しています。

「for」の用法にちょっと一言

「for」は単に目的や期間だけでなく、比喩的な使い方や、感謝や好意を表す表現にも頻繁に使われます。
以下のような表現は、日常会話で非常に役立ちます。

感謝や謝罪の表現

「for」は、感謝や謝罪の理由を表すときに使われます。

Thank you for your help.
---助けてくれてありがとう。
♠「for」は「助けてくれたこと」に対しての感謝を表しています。

I’m sorry for being late.
---遅れてすみません。
♠「for」は「遅れたこと」に対する謝罪を表しています。

理由や原因の表現

「for」は、何かが起こる理由原因を表すためにも使われます。

He was famous for his paintings.
---彼は絵で有名でした。
♠「for」は「彼の絵」が彼の有名さの理由であることを示しています。

I’m known for my baking skills.
---私はパン作りの腕で知られています。
♠「for」は「パン作りの腕」がその人の名声の理由であることを表しています。

このように「for」は多様な場面で使える非常に柔軟な前置詞です。
目的、期間、交換、そして理由を表すのに役立ち、日常英会話でよく使われるため、しっかりと覚えておくと便利です。

前置詞「for」を更に深堀

forを辞書で引くと、「~のために」が最初にでてきます。実際forをそのように解釈している方が多いのではないでしょうか。
次にforですぐに思いつくのが、for three years.などの「~の間」と期間をいう表現です。これらに共通したforの基本的な感覚は「~に向かって」です。

前置詞/副詞for

This is a present for you.
---これはあなたへの贈り物です。
ギフトなどの贈り物を買うと、おしゃれにこの手の英語が印刷されている場合が多いのでよく見かけるforの使い方です。
このforは、このプレゼントがあなたに向かって送られるプレゼントだと言い換える事が出来ます。

What are you looking for?
---何を探しているんですか?
looking(見ている)for(~に向かって)で、何に向かって目を凝らしているのか→探しているのかになります。

Are you for or against my proposal?
---私の提案に賛成ですか反対ですか?
my proposal(私の提案)にとfor (同じ方向に)向かいますか against(反対の方向)に向かいますか。

I can't see anything for fog.
---霧で何も見えません。
霧に向かって、何も見えない。

It's difficult for you to do that.
---それをするのは君には難しいよ。
It is A for B to D(BにとってDするのはCだ。)よく使われる文型です。

もし初めて見る方は、基本中の基本ですからここで完璧に覚えてください。
これもBとDはtoの関係にあり、その事に向かうのはAだという事になります。
ちょっとややこしくなってしまいましたが、よく読めばforの基本はどれも同じです。

duringとforの違い。

どちらも日本語訳では「~の間」と同じになる場合があります。
I studied English for three years.
---3年間英語の勉強をしました。(何時の3年間は分からない。)
I studied English during this summer vacation.
---この夏休みに、英語の勉強をしました。(何時かがはっきりしている。)
forは時間の流れに向かっているのにfor にはある時間の長さがどのくらいかに重点がおかれのに対して、duringの場合は特定の期間の間を現す時に使用します。

ですので、
I studied English for this summer vacation.
とは言えません。

My wallet has been stolen for just one minute.
・私の財布がたった1分の間い盗まれた。

My wallet was stolen during a short time when I was not looking.
・ちょっと目を放している隙に財布を盗まれた。

My wallet has been stolen during just one minute.
とは言えません。

duringは、明確な特定の期間を表すものが後に来ないといけません。
I can stay here for(during)a few minutes.
---数分しかここにいれません。

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