on / to / for / at / under / with / against / into / by / after / before / behind / of / toward / from / through / below / often&sometimes / about&around / within&without / up&down / in&out / across&along / between&among / since&during / over&above / off&away / near&far / inside&outside / rarely&almost / forward&ahead / beside&alongside / beyond&beneath / apart&together
前置詞「against」のイメージ
「against」は前置詞として使用され、その基本的な意味は接触・対立に関係しています。
物理的な接触や、何かに反すること、あるいは対立する状況を表すことが多いです。
前置詞「against」の基本イメージ
前置詞「against」は、何かが接触している状態や、何かに反対している状況を表します。
名詞や代名詞の前に置かれ、対象との関係性を示します。
The chair is leaning against the wall.
---椅子は壁に立てかけられています。
♠椅子が壁に接触し、支えられている状態を示します。
The team played against their rivals.
---チームはライバルと対戦しました。
♠「against」は、競技や競争で相手に対抗する状況を表します。
He is against the new policy.
---彼は新しい方針に反対しています。
♠「against」は意見や立場に対して反対する姿勢を表しています。
前置詞「against」:位置や場所の表現
前置詞「against」は、物理的な接触や支えを表すときに使用されます。
The wind was blowing against the window.
---風が窓に当たっていました。
♠風が窓に物理的に接触し、影響を与えている状態を表しています。
The ladder is resting against the tree.
---梯子は木に立てかけられています。
♠梯子が木に接触している状態を表します。
He pressed his hand against the door.
---彼はドアに手を押し付けました。
♠手がドアに物理的に接触している状態を示します。
「against」の用法にちょっと一言
「against」は比喩的に使われることも多く、特に対立や反対を表す場面で便利です。
以下のような慣用表現も覚えておくと役立ちます。
比喩的な反対の表現
「against」は、単に物理的な反対だけでなく、感情や意見の対立を示す際にも使われます。
It’s hard to go against the flow.
---流れに逆らうのは難しいです。
♠「against the flow」は慣用表現で、一般的な方向や意見に逆らうことを示しています。
He is swimming against the tide of public opinion.
---彼は世論に逆らって泳いでいます。
♠「against the tide」は、多数派の意見や流れに反対することを示します。
これらの表現を覚えることで、対立や反対の状況をより柔軟に表現できるようになります。
副詞againstを更に深堀
againstはよくforと対で使われる事があります。
againstは、日本人が考えている感覚でほぼ間違いありません。
againstの基本感覚は、「~に対する反対方向の力」になります。
副詞against
We are rowing against the current.
---我々は流れに逆らって漕いでいる。
The puppy rested its head against her chest.
---子犬は、頭を彼女の胸に持たれて休んでいました。
She was forced to marry him against her will.
---彼女の意思に反して彼と結婚させられた。
♠ 昔の日本では、許婚(いいなずけ)と言いまして顔を見た事もない相手と幼くして結婚させられたものです。
The heavy rain beat against the window.
---激しい雨が窓を叩いた。
♠ どこかでこんな歌詞の歌を聴いたことがあるような気がします。
どのセンテンスも「~に対する反対方向の力」を感じますね。
againstは動詞とイディオムになってよく使われますので、基本を押させておけばスムーズに理解できます。
またforとの対比では以下のように使われています。
Are you for or against the death penalty?
---死刑に賛成ですか反対ですか?
♠ この問題は日本においても重要です。まだ死刑制度のある国は先進国(G7)米国と日本のみです。
※G7=日本・アメリカ・イギリス・イタリア・カナダ・ドイツ・フランス
G20=G7+アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、韓国、メキシコ、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ、欧州連合・欧州中央銀行を加えた20か国・地域のことです。
答え方は下記のように言います。
I'm against the death penalty. I'm against it.
---反対です。
I'm for it.
---賛成です。
The evidence is against her.
---その証拠は彼女に不利です。
His age was against him.
---彼の年齢は彼に不利だった。
♠ 不況の時期の雇用問題です。
There is nothing against him.
---彼に不利なことは何もない。
Her vivid color clothes stand out against the snow.
---彼女の鮮明な色の服は、雪の中で目立つ。
The Giants are playing against the Corp this weekend.
---ジャイアンツは今週末カープと対戦する。
What's the rate of exchange against the dollar?
---ドルに対する為替レートはいくらですか?
「against」は、差別を言うときに良く聞きますので、押さえておきます。
「discriminate against」 で「[人など]を差別する」の意味となります。
Women are still discriminated against in society.
---女性はまだ社会で差別されている。(受動態)
Many people still discriminate against women in society.
---多くの人がまだ社会で女性を差別している。(能動態)
A discriminate against B = B be discriminated against A
♠ この文型は、ニュースによく出てきますので覚えておきましょう。
Many companies in Japan still discriminate in favor of men.
---多くの日本の会社は、男性を有利に扱っている。