基本前置詞・副詞の感覚/before

2013年10月16日

before

基本前置詞・副詞の感覚/before

beforeの基本感覚は、「~より以前に」です。
beforeは、時間や順序なとを表す時に使用します。

前置詞/副詞before

Can I see you before 10?
・10時前にお会いできますか?
厳密に言いますとbeforeもafterもそうですが、その後にある時間は含みません。この場合ですと10時ジャストは含まないという事です。
実際の会話ではそんな事は全く意味がありませんので忘れてください。
He was very nervous before the entrance exam.
・彼は入試の前はとても緊張していた。
入試の以前に緊張していたのであって、入試の時には緊張していたのかどうかはこの文では分かりません。
屁理屈ではそうなります。

Don't stand before TV.I can't watch it.
これは典型的なbeforeの勘違いパターンです。
日本人はbeforeを「~の前」と覚えますのでこの様な間違えが起きてしまいます。
・テレビの前に立つなよ。見えないよ。
と言いたいのでしたら
Don't stand in front of TV.I can't watch it.
beforeは基本的に場所や位置には使えません。
なぜ基本的なのかと言いますとこれには厄介ですが例外がありまして、普通使わない場所や位置にbeforeを使うとその違和感からネイティブは何か特別は強調されたイメージを感じます。
I put work before family.
・家族より仕事をとる。
こんな方多いのでは・・・
A promising future lies before him.
・彼には約束された未来がある。
I've never made a speech before such a large people.
・そんな沢山の人の前でスピーチした事がない。
場所や位置にbeforeを使うと、何か壮大な感じが受け取れますね。

beforeを辞書で調べますと、
前置詞/~よりも前に、~前方に、~用意されて、~に優先して
副詞前/に、以前に、今までに
接続詞/~する前に、~しないうちに、~するよりはむしろ
などといろいろな使い方が出てきますが、一々こんな事を考えてネイティブは話をしている訳がありませんので、基本的な意味をしっかり覚えてしまえば「~詞」など全く意識する必要はありません。
受験英語にそれでは困ると思っている方も、実際にこの考え方で英語を学んでいくことによりより早く英語を理解でき結果として良い点数が取れます。

いくつかbeforeを使用した例文を挙げておきます。
The day bifore yesterday.
・おととい
He arrived before me.
・私が着く前に彼は着いていた。
I've never been there before.
・以前にそこに行ったことがありません。
Before I got married, I was 20 kilos thinner than now.
・結婚する前は、今より20キロは痩せていた。
う~ん耳が痛い方もいたりして・・・・

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