フォニックスb-pの発音

フォニックス・Bｂ・Pｐの基本

子音「B」と「P」の発音は、口の形が同じで、「唇を閉じた状態から息を一気に吐き出すときに出る破裂音」です。

違いは「声帯を使うかどうか」で、有声音（B）は声帯を使って音を出し、無声音（P）は息だけで音を出します。

フォニックス・Bｂ

「口をしっかり閉じ」、お腹から息をためてください。
その後、風船のようにふくらませた口から「ブッ」と短く力強く息を吐き出します。
このときに出る「一瞬の『ブッ』という音」が「B」の発音です。

唇を閉じているときは「横に平らなままで閉じる」ことが大切です。唇を丸めると、英語の「B」の音にはなりません！

日本語の「ブゥ～」と違い、「一瞬の破裂音と風船が割れたような力強い音」を意識すると、より英語らしい「B」の音になります。
「日本語より少し大きめに音を出す」と良い感じです。

フォニックス・Pｐ

「唇をしっかり閉じ」、お腹から息をためてください。
その後、風船のようになった口から「プッ」と一瞬で息を吐き出します。
声帯を使わず、息の力で唇を一瞬震わせて「プッ」と音を出すと「P」の発音になります。

唇を閉じるときは「横に平らなままで閉じて」ください。唇を丸めてしまうと英語の「P」の音になりません！

発音のポイント: 「B」と「P」の違い

1. Bは有声音、Pは無声音
「B」は声帯を震わせることで発音する有声音です。このとき、手を喉に当てると振動を感じられます。

一方、「P」は息だけで発音する無声音で、声帯を使いません。喉に手を当てても振動が感じられないはずです。

この違いを感じ取る練習が、英語の発音習得にとても役立ちます。

2. 発音の練習: 小さな紙を使う
唇の前に小さな紙片を持って、「P」と「B」を発音してみましょう。

「P」の場合、息の勢いで紙が動くはずです。一方、「B」では紙は動かないか、ほとんど動きません。

この練習で、「息の強さと発声の違い」を目で確認できます。

「B」と「P」の単語練習

発音の練習として、以下のような単語を使い、「B」と「P」を繰り返し発音すると良いでしょう。

Bの例: bat, big, boat
Pの例: pat, pig, pot

各単語を発音するときに、「唇の形や息の強さ」に注意を向けてみてください。

以下に、フォニックスの「B」と「P」の発音練習に役立つ英文を用意しました。
それぞれの音が強調されるような文章になっているため、しっかり口の形と息の使い方に注意して練習してください。

Bの発音練習文

1. Bob bought big blue balloons for his birthday bash.
---ボブは誕生日パーティーのために大きな青い風船を買った。

2. Benny’s bakery bakes the best bread in town.
---ベニーのベーカリーは街で一番おいしいパンを焼いている。

3. The buzzing bees built a busy beehive behind the barn.
---ブンブン飛ぶハチたちが納屋の裏ににぎやかな巣を作った。

Pの発音練習文

1. Peter picked purple plums from the peaceful park.
---ピーターは静かな公園で紫のプラムを摘んだ。

2. Polly placed pretty pink peonies in a pot on the porch.
---ポリーはポーチにきれいなピンクのボタンを鉢に植えた。

3. Paul's pet parrot perched proudly on his shoulder.
---ポールのペットのオウムが彼の肩に誇らしげに止まった。

BとPの交互練習文

1. Betty’s big puppy barks at Peter’s playful parrot.
---ベティの大きな子犬がピーターの遊び好きなオウムに向かって吠える。

2. Ben put a pile of blue books beside the purple pillow.
---ベンは青い本の山を紫の枕のそばに置いた。

3. Bob’s picnic basket was packed with plums, pears, and bread.
---ボブのピクニックバスケットにはプラムと梨とパンが詰められていた

これらの英文を使って、「B」と「P」の発音を練習する際には、Bは声帯を使って発音し、Pは息だけで音を出すことに注意してください。

また、鏡を見ながら口の形を確認し、練習の中で息の使い方に慣れていきましょう。

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