仮定法過去
仮定法過去は現在の自分に無い物を想定して、違う結果を過去形を使って想像するイメージです。(*^-^*)
英語では日常生活でよく使う文型ですのでしっかりと覚えましょう!
主語1+wish(es)+【主語2+(助)動詞の過去形・・・】
形としてまず動詞wishが後続節に(助)動詞の過去形の入った節をとり今現在において現実性の少ない望みなどを現します。
主語1+wish(es)+【主語2+(助)動詞の過去形would(should / could / mightなど)・・・】
(~だったらいいのになぁ~)のような状態を表現できます。
I wish I could.
---できればそうしたいのですが。
♠相手になにか誘われたときなどに、丁寧に断る典型的な言い回しです。
日常会話によく出てきますので完璧に覚えましょう。
How about having dinner with me?
I wish I could. but I have a plan tonight.
---食事にでもいかない。
---そうしたいんだけど、今夜は用事があるの。
I wish I had a lot of money.
---お金があくさんあったらなぁ~
♠だれでも思う一言ですね。(できればこのセリフは言わないで済む事を望みます。)
【If +主語1+動詞の過去形・・・】,【 主語2+助動詞の過去形・・・】
次に、If を伴う条件節(もし~なら)と結果節(~だろう)の組み合わせの形をとり(現実とは違うが)今もし~なら今~だろうと今現在の現実としてありえない事を想像しそこに願望を加えた表現をします。
【If +主語1+動詞の過去形・・・】,【 主語2+助動詞の過去形would(should / could / mightなど)・・・】
If I had enough money, I could travel in space.
---お金がたくさんあれば、宇宙旅行に行けるんだけどなぁ~
(どうもお金には縁が無いのかすぐにお金の話になってしまいスイマセン。)
♠過去形の動詞「had」で今の自分との距離感を出し現実との違いを現し、続く節で助動詞の過去形にて控えめに願望を述べています。
If I were you, I wouldn't buy it.
---私があなたなら、それは買わないな。
♠仮定法のなかで、よく言われる形で、「I am」 の過去は「I was」なのですが、「were」が使用されます。
これは英語圏での昔からの習慣的表現がまだ残っているからです。
現在では「was」でも十分通用します。(英語の試験では✖です。)
ただこの使い方を知らないと相手の言っている事が聞き取れないので、覚えておきましょう。
似た表現でよく使われる慣用句に 「in one's shoes」 があります。
(あなたの立場になって見れば)という意味になります。
If I were in your shoes, I'd resign immediately.
---もし私があなたの立場なら、すぐに辞職するは!
よく使われるので、ついでに覚えておきましょう。
通常の文と仮定法過去の文の感覚の違い
通常の文と仮定法過去の文の感覚の違いを簡単に勉強して見ましょう。
If you buy her a necklace, she will be so happy.
---彼女にネックレス買ったら、彼女喜ぶよ。
If you bought her a necklace, she would be so happy.
---彼女にネックレス買ってあげたなら、彼女きっと喜ぶだろうな。
最初の文はこれから買うかも知れませんし、買わないかも知れないなんとなく提案してる感じの文です。
次の仮定法過去は、【きっと買わないだろう】という気持ちが既に入って言います。
仮定法過去では、現実に可能性の少ない状態を現しているからです。
なんとなく感覚の違いを理解できましたか?
何度も反復してこの感覚を身に付けてください。
日本語でも願望を現わす言い方を日常生活で多様します。
「あの時忘れなければ、良かったのに~」「もう少し頑張れば、できたのに~」
同様に英語でも普段の会話によく出てきますので、音を聞いて仮定法で話をしている事をすぐに感じれるようにしましょう。
それには、まずは自分で仮定法の文をすぐに作って話せる事ができるようにならなければ、聞いても分かりません。
慣れるまで、とにかく頭の中で仮定法の文を作って話す練習をしましょう。(^^♪
慣れたらもう練習の必要はありません。