on / to / for / at / under / with / against / into / by / after / before / behind / of / toward / from / through / below / often&sometimes / about&around / within&without / up&down / in&out / across&along / between&among / since&during / over&above / off&away / near&far / inside&outside / rarely&almost / forward&ahead / beside&alongside / beyond&beneath / apart&together
前置詞/副詞「apart」「together」のイメージ
「apart」と「together」は位置的な距離や関係の密接さを表す際に使われます。
「apart」は距離や離れている状態を示し、物理的にも精神的にも「離れた」イメージを持っています。
一方、「together」は結びつきや共同を強調し、「一緒にいる」「団結している」意味を持ちます。
副詞「apart」の基本イメージ
「apart」は距離を置いている状態や、物理的・精神的に離れていることを強調する際に使われます。
以下の例を通じて「apart」の使い方を見ていきましょう。
They live miles apart.
---彼らは何マイルも離れて住んでいます。
♠「apart」は「遠く離れて」という意味で、住んでいる場所の距離を強調しています。
He pulled the two pieces of paper apart.
---彼は2枚の紙を引き離しました。
♠「apart」は物理的な距離を指し、2枚の紙が離れている状態を示しています。
Their ideas are worlds apart.
---彼らの考え方は全く異なります。
♠「worlds apart」は比喩的に「大きく異なる」という意味で、考え方が異なることを強調しています。
副詞「together」の基本イメージ
「together」は共同で行動するや一体感を示す際に使われます。
「一緒に」や「協力している」意味合いで使用されます。
They worked together on the project.
---彼らはプロジェクトで一緒に働きました。
♠「together」は「一緒に」働くことで、協力関係を表しています。
We spent the whole day together.
---私たちは一日中一緒に過ごしました。
♠「together」は共に過ごしたことを示し、仲の良い関係を示しています。
The pieces fit together perfectly.
---その部品はぴったりと組み合わさります。
♠「together」は物が一体となる様子を示し、調和が取れていることを強調しています。
副詞「apart」:距離感や異なる関係の表現
「apart」は、物理的に離れている状態や、異なる関係性を示す場合に使われます。
We were born only a year apart.
---私たちは1年違いで生まれました。
♠「apart」は年齢の差を示し、離れた関係性を表現しています。
The chairs were placed far apart for social distancing.
---椅子はソーシャルディスタンスのために遠く離れて配置されていました。
♠「apart」は物理的な距離を指し、安全対策としての配置を示しています。
Their personalities are completely apart.
---彼らの性格は全く違います。
♠「apart」は性格の違いを強調し、二人の違いを表現しています。
副詞「together」:結びつきや協力の表現
「together」は、物事が統一されていることや協力関係を示す際に使われます。
We solved the problem together.
---私たちはその問題を一緒に解決しました。
♠「together」は協力して行動したことを示し、共通の目標に向かっていることを表現しています。
They stood together against the opposition.
---彼らは反対に対して団結して立ち向かいました。
♠「together」は「団結して」という意味で、共通の目的に対する協力関係を示しています。
All the ingredients blend together well in this recipe.
---このレシピではすべての材料がよく混ざり合います。
♠「together」は「調和して混ざり合う」ことを示し、一体感を強調しています。
「apart」と「together」の対比
「apart」は「距離」や「違い」を強調し、「together」は「結びつき」や「協力」を示すため、それぞれ異なる意味で使われます。
距離感と結びつきの違い
They were sitting apart from each other in the room.
---彼らは部屋で離れて座っていました。
♠「apart」は「離れて」という意味で、物理的に距離を置いていることを表します。
They were sitting together, enjoying each other’s company.
---彼らは一緒に座り、お互いの時間を楽しんでいました。
♠「together」は「一緒に」という意味で、近い距離にいることや親しい関係を示しています。
対立と協力の違い
Their opinions were miles apart.
---彼らの意見は大きく異なっていました。
♠「apart」は考えが対立している状態を強調し、大きな違いを表します。
They made the decision together.
---彼らは協力して決定を下しました。
♠「together」は協力して物事を決めたことを示し、共通の目標に向かっていることを表しています。
「apart」と「together」の用法にちょっと一言
「apart」は距離や違いを示すため、離れた位置や価値観の違いを表す際に便利です。
一方、「together」は結びつきや協力を示し、共同の行動や調和を表現するのに適しています。
以下のような表現を知っておくと、より豊かなニュアンスが伝わります。
比喩的な表現
They drifted apart over the years.
---年月を経て、彼らは疎遠になりました。
♠「drifted apart」は物理的な距離ではなく、関係性の薄れを示す比喩表現で、疎遠になっていく過程を表します。
They came together to support the cause.
---彼らはその大義を支えるために団結しました。
♠「came together」は共通の目的に対して人々が一つになることを示し、団結の強さを表現しています。
このように「apart」と「together」を使い分けることで、関係性や距離感を適切に表現でき、より豊かな表現が可能となります。
「apart」と「together」を使った文章
Even though they were miles apart, they felt closer than ever, working together towards a common goal.
--- たとえ何マイルも離れていても、共通の目標に向かって一緒に取り組むことで、以前よりも親密に感じていました。
♠「apart」は物理的な距離を示し、実際に遠く離れている状態を表しています。
一方、「together」は共通の目標に向かって協力している様子を示し、物理的な距離があっても心がつながっていることを強調しています。
Life had pulled them apart for many years, but when they finally reunited, it felt like they had been together all along.
--- 長年、生活が彼らを引き離していましたが、再会したときには、ずっと一緒にいたかのように感じました。
♠「apart」は時間や距離による「離れた状態」を示し、長期間会えなかった状況を表しています。
「together」は再会による強い結びつきを示し、離れていた時間を感じさせないほどの親密さを表現しています。
They may live apart now but still come together every holiday, keeping their family bond strong.
--- 今は離れて暮らしていても、毎年の休暇には一緒に集まり、家族の絆を強く保っています。
♠「apart」は物理的に離れて暮らしている状態を示し、日常生活での距離を表しています。
「together」は特別な時に集まることで、家族の絆が変わらず強いことを示し、距離を超えた家族の結びつきを強調しています。
これらの文章では、「apart」と「together」の対比が、物理的な距離と心のつながりや協力の関係を強調しており、距離があっても関係が変わらないことを表現しています。
「apart」「together」を使った成句
「apart」と「together」を使った成句には、それぞれ異なるニュアンスを持つ表現があり、状況や関係性を豊かに表現するために役立ちます。
以下では、よく使われる成句をいくつか紹介します。
1. 「apart」を使った成句
fall apart
意味:崩壊する、バラバラになる
例文:After the scandal, his career began to fall apart.
--- スキャンダルの後、彼のキャリアは崩壊し始めました。
♠「fall apart」は比喩的に「組織や計画が崩れる」ことを表し、安定が失われる状況を示します。
take apart
意味:分解する、分析する
例文:He took the engine apart to find the issue.
--- 彼は問題を見つけるためにエンジンを分解しました。
♠「take apart」は「物を分解する」だけでなく、徹底的に分析する意味でも使われます。
set apart
意味:際立たせる、区別する
例文:Her unique style sets her apart from other artists.
--- 彼女の独特なスタイルが他のアーティストと区別させます。
♠「set apart」は、特徴や品質が他と異なることを示し、目立たせることを表します。
2. 「together」を使った成句
get together
意味:集まる、会う
例文:Let's get together for dinner next week.
--- 来週、夕食のために集まりましょう。
♠「get together」は友人や家族が集まることを意味し、社交的な集まりに使われます。
put together
意味:組み立てる、まとめる
例文:They put together a plan to solve the issue.
--- 彼らは問題解決のために計画をまとめました。
♠「put together」は物やアイデアをまとめることを示し、計画や構成に関連します。
stick together
意味:団結する、寄り添う
例文:In difficult times, it's important to stick together.
--- 困難な時こそ、団結することが大切です。
♠「stick together」は、困難な状況でも一緒にいることを意味し、団結を強調しています。
これらの成句を知ると、「apart」と「together」を使って関係性や状況を豊かに表現することができます。