プロモションを含みます

第三文型(S✛V✛O)

第三文型(S+V+O)

第三文型(S + V + O)

第三文型(S✛V✛O)は、主語(S)と動詞(V)に続いて、目的語(O)が来る文型です。
この文型では、主語が動作を行い、その動作が目的語に影響を与える形になります。
簡単に言うと、動詞の後に「何を」や「誰を」といった答えがくる文型です。

第三構文の構造

主語(S)+動詞(V)+目的語(O)

主語と動詞の後に名詞や代名詞を一つ取って文が完結します。
第二文型との違いは、主語(S)≠目的語(O)という事です。

主語に補語で補足説明を加えるのではなく、主語の動作に対する目的を加える文ですから=であるはずがありません。
また主語は目的物に対してその動作をしようと力を及ぼしている感覚があります。

この文型では、動詞の後に必ず目的語が来ます。
主語が行う動作が、目的語に対して影響を与える、つまり動作の「対象」がはっきりしている文型です。

主語 (S): 動作を行う者(人・物)
動詞 (V): 動作そのもの
目的語 (O): 動作の対象

この動詞のように、目的語だけをとって文が完結するものを完全他動詞と言います。

参考

(私は+あなたが+好きです。)など
日本語的には(~は~が~です)※あくまでも理解を助ける基本イメージです。
多くの辞書には〔Ⅲ〕と表記されています。

主な第三文型で使われる動詞

第三文型でよく使われるのは他動詞と呼ばれる動詞です。
他動詞は必ず目的語を取る必要がある動詞です。

代表的な動詞には次のようなものがあります。

give(与える)uy(買う)make(作る)see(見る)like(好き)eat(食べる)know(知っている)read(読む)find(見つける)send(送る)

第三文型の使用例と解説

I ate an apple.
--- 私はリンゴを食べました。
「I(私)」が主語で、「ate(食べた)」が動詞です。
「an apple(リンゴ)」は目的語として、食べる対象を示しています。

She likes coffee.
--- 彼女はコーヒーが好きです。
「She(彼女)」が主語で、「likes(好き)」が動詞です。
「coffee(コーヒー)」は目的語として、彼女が好きなものを示しています。

They found the keys.
--- 彼らは鍵を見つけました。
「They(彼ら)」が主語で、「found(見つけた)」が動詞です。
「the keys(鍵)」は目的語として、彼らが見つけた対象を示しています。

We made a cake.
--- 私たちはケーキを作りました。
「We(私たち)」が主語で、「made(作った)」が動詞です。
「a cake(ケーキ)」は目的語として、私たちが作ったものを示しています。

I love you.
---好きだよ。
恋人同士だけの言葉ではありません。親子でも気軽に使いましょう!

I like playing tennis.
---テニスが好きです。
私が好きなのは、それはテニスする事です!と、私の好きという気持ちがテニスに及んでいます。

常に主語がその動作に対して目的物に目的力を及ぼしている感じがこの構文の特徴です。

第三構文の特徴

主語 (S) + 動詞 (V) + 目的語 (O) の基本構造
主語が動作を行い、その動作の影響を受ける対象(目的語)が明確に示されます。
主語が誰で、何をするのか、その対象が何であるかがセットで表現されます。

動詞は他動詞を使用
第三文型では、必ず他動詞が使われます。他動詞は「何を?」や「誰を?」という質問に答える必要があり、目的語が必要です。
例えば、「I ate...」だけでは意味が不完全であり、「I ate an apple.(私はリンゴを食べました)」とすることで意味が成立します。

目的語が欠かせない
第三文型の最大の特徴は、動詞の後に必ず目的語が来る点です。
目的語がないと文が不完全で意味をなさなくなります。

目的語は名詞または代名詞
目的語として使われるのは通常、名詞(「a book」「the car」など)や代名詞(「him」「it」など)です。
これによって動作の対象が具体的に示されます。

意味の明確さ
第三文型では、誰が何をしたのか、誰が何を持っているのかといった情報が非常に明確になります。
動詞の影響がどこに向かっているのかがはっきりと示されるため、非常に具体的で伝わりやすい構造です。

質問に対する答えとして使える
「何をしましたか?」や「誰を見ましたか?」といった質問に対する答えとして自然に使えます。
例えば「What did you buy?」という質問に「I bought a book.」と答える場合、第三文型が使われています。

単純でよく使われる文型
第三文型は英語で最も一般的な文型の一つであり、日常会話や文章で頻繁に使われます。

第三文型のポイント

目的語が必要
他動詞を使う第三文型では、動詞の後に必ず目的語が必要です。目的語がないと意味が不完全になります。

目的語は名詞か代名詞
目的語は通常、名詞や代名詞が使われます。例えば「I saw her」では「her」が目的語です。

自動詞との違い
他動詞は目的語が必要であるのに対し、自動詞は目的語を必要としません。
自動詞を使う場合は、第1文型や第2文型の形になります。

ちょっと一言

ここまでの例文は、すべて短いものばかりですが、あえて短くその要素が簡単に分かるようにしています。
他の参考文献や長文試験問題などにはこれらの文に修飾をたくさん付け加えて長い文にして、分からなくしてる気が致します。

例えば「I like playing tennis.」を
I like 「playing tennis with my daughter in the school that she goes to every day.」
などと修飾すればいくらでも長くなります。

ですので基本を押さえてしまえば後はそれに詳細を付け加えたい時に修飾していけば良いだけの話です。
実際の会話では、長い主語や長い修飾された文よりも、それを短い簡単な文に分けて話した方が分かりやすく話しもスムーズに進みます。

まだ英語耳のできていない方がネイティブの会話を聞いていると長い文を話しているように聞こえますが、短い文を続けて言っているだけの事です。
日本語もそうですよね。(^^♪

-中学生の英文法, 基本五文型
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