think・consider・believe・feel
日本語の思うに対応できる動詞に「think・consider・believe・feel」などがあります。
英語では、どの動詞を使うかで思っている状況の本気度や意図を理解します。
日本人が英語で話しをした時にネイティブの反応が自分が思っている伝え方と違った場合に使う動詞を間違えているなんて事があります。
しっかりと理解しているつもりでもまだ身についていない場合がありますので、ここで違いをよく理解しておきましょう。
英語の思うの基本4文系
英語で思うという意味でつかわれるケースは大きく分けて4つに分類できます。
think
かなり幅の広い意味で何となく思うを現わしています。
I think he is good.
---彼はいいと思うよ。
I think this is true.
---これが正しいと思うよ。
consider
深く考えて思う。よく考えた結果を意味しています。
I consider you are wrong.
---私はあなたが間違っていると思う。
I considered you could help him earlier.
---私はあなたがもっと早く彼を助けられたと思った。
believe
確信をもって思っている状態です。信念を感じます。
I believe god help us.
---私は神はわれらを救えると信じている。
I believe he is innocent.
---私は彼は無実だと信じている。
feel
何となく漠然と思う。その時の気分で言っている。
I feel this is not bad.
---私は悪くないと思うわ。
I feel It suits you.
---私はあなたに似合っていると思うわ。
think・consider・believe・feelのまとめ
一般的な思うを現わす英語は「think」になります。
漠然と根拠なく思っていますので、使い過ぎると自分の意見は無いのかと思われます。
I think it will be better.
---良くなると思いますよ。
全く根拠なく思っているので、信頼はできません。
良く考え抜いた結果の思う。「consider」
I consider it will be better.
---良くなると思うよ。
thinkに比べてよく考えた結果良くなると思ういう印象があり、説得力があります。
迷う事なく信じている願望の入った思うです。「believe」
I believe it will be better.
---私は必ずうまくいくと思います。
願望の強い思うになりますので、気いた人は賛成派と反対派に分かれます。
何となく感じた事を思って言う「feel」
I feel it will be better.
---それは何となくうまくいくと思うわ。
その時の気分で話していますので、まったく信頼性はありません。
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